クラブニュース

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ラグビーワールドカップ2019の裏側①

ラグビー部・チームディレクターの久門です。
平素より大阪体育大学ラグビー部へのご声援・ご支援、誠にありがとうございます。

以前、ご報告をさせて頂きましたが、9月8日より10月14日まで日本で行われたラグビーワールドカップ2019にて参加チームの1チームであるジョージア代表(通称:レロス)にチームリエゾンとして全日程にチームスタッフとして帯同をさせて頂きました。日本代表が大きな活躍を果たし、ベスト8・準々決勝に日本ラグビーの歴史で史上初めて進出した事は記憶に新しいところで、テレビの前で応援された方も多かったのではと思います。

この中では皆様がテレビを通じて知ることが出来なかったラグビーワールドカップの裏側などをご紹介出来ればと思っております。


この大会まではラグビーはまだまだ日本で人気を誇る野球、相撲やサッカー等には及びませんでしたが、世界中から訪れたラグビーファンの方々だけではなく、今までラグビーを見たことがないという日本の皆さんも含めてスタジアムを人で埋め尽くしました。実に99%のチケットが販売され、ほぼ完売に近かったという事で、私も含め、ラグビーに長年関わる人間としてはこのラグビーに対する人気を終息させることなく、もっと多くの方にスタジアムへ足を運んで頂く努力を続けなければと考えています。

私が帯同したジョージア代表は9月8日に日本に到着し、まずは事前キャンプ地である徳島県鳴門市に移動しました。徳島空港で大きな歓迎を受け、ラグビーワールドカップに対して高まる熱を既に感じる事が出来ました。徳島県庁の皆様を中心に滞在中はサポートをして頂き、本戦に向けて非常に良い準備が出来たと感じました。

今回のラグビーワールドカップでは大会組織委員会が管理をし、運営をする公認キャンプ地とそれと別で大会公式到着日(9月15日)以前にチームが合宿を張ることが出来る事前キャンプ地と2つに分かれていました。ジョージアにとってこの徳島県は事前キャンプ地となり、日本でのラグビーワールドカップ開催が決まったその直後から各自治体が積極的に参加する20チームを誘致する形です。ですので、この受け入れまでに費やした努力と労力は並大抵のものではありません。

ホストして頂いた徳島県の皆様には良い環境を準備して頂いて本当に感謝しかありません。

練習会場として使用させて頂いた鳴門市球技場の芝生は日本最高ではないか?と思うほどのベストコンディションで、私が今まで見てきた芝生の中でも屈指のクオリティだったと思います。9月13日のトレーニングには私の古巣でもあるHonda HEATが合同練習の相手として三重県鈴鹿市から遠路遥々来てくれました。練習試合が出来なかった背景には、そこには明確なルールが組織委員会より示されており、この日本到着後の期間では練習試合の実施は禁止されていたというような事情がありました。しかし、Honda HEATもせっかくの機会という事で徳島県まで来ることを快諾してくれ、そして当日は強度の高い非常に良いクオリティの合同練習を実施する事が出来ました。

 翌9月14日には徳島ラグビーファンゾーンとして、たくさんの方が県外からも含めて来て頂きました。暑い中でしたが、ラグビーファンの方々との交流をジョージア代表もとても楽しんでいました。このイベントのトークショーには前日の合同練習で来てくれた大阪体育大学ラグビー部出身で現在はHonda HEATでプレーする秋山選手が地元・徳島県貞光高校(現つるぎ高校)出身という事もあって出演してくれました。サイン会にはたくさんの方が列に並んでくれ、選手たちも喜んで時間をオーバーするくらいに一生懸命対応をしてくれていたのが印象に残っています。

徳島県での時間はアッと言う間に過ぎ、公認キャンプ地・名古屋への出発日の9月16日を迎えました。滞在期間中は宿舎の目の前に広がるこの青い海に何度も癒やされ、選手達も実際に海の中に入り練習で火照った身体を冷やしたりしていました。徳島県に到着するまでにスコットランド代表との試合を2試合行い、身体的にもメンタルにも疲労が取れリフレッシュ出来る場所という事でこの海の目の前の環境を選んだとミルトン・ヘイグHC(現サントリーサンゴリアスHC)から話を聞きました。最終的にはそれは大正解だったと思います。

出発前夜の積み込みの様子。ジョージア代表は全選手・スタッフを入れて56名という事で荷物も10トントラック1台の規模となり、これを移動するごとに毎回、積み下ろしを行います。スタッフのフィジカル的な負担面も相当ありました。私の経験上ではこれはまだ少ない方だと思います。ティア1のチームだと10トンでは足りないところも全然あります。

チームはその後、無事に名古屋に到着。名古屋駅ではラグビーワールドカップ2019仕様のラッピングチームバスがお出迎えしてくれ、初戦が近くなってきたんだなということを感じさせてくれました。

また近日中に本戦の様子もお伝えさせて頂きます!
ラグビー部の方も厳しい戦いが続いておりますが、最後まで応援をよろしくお願い致します!