スポーツ局ニュース

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下河内洋平教授によるトレーニング講習会を実施(ハンドボール部男子)

109日(水)、本学のC201教室にて、下河内洋平教授(体育学部)によるハンドボール部男子を対象とした講習会を実施しました。
「トレーニングで筋力を強くするのに根性は必要か?」と題して、メンタル面とトレーニング効果の関係を解説しました。

「筋力を高めるためにはトレーニングにおいて速筋線維に過負荷を与えることが必要。この速筋線維を使うためには2つ方法があり、一つは筋肉を最大限の力で収縮すること、二つ目は最大以下の力で筋を疲労困憊まで収縮させることである。」と述べ、どちらの方法で速筋線維に過負荷を与えるトレーニングするにおいても、脳や脊髄を含む中枢神経の興奮度合いをできるだけ高めることが必要と紹介しました。さらに、トレーニングに対するやる気やモチベーションの低下は中枢の興奮度合いの低下も招き、その結果、速筋線維の動員率が高まらないことを説明しました。また、筋力を高めるためにはトレーニングにおいて速筋線維の動員率を高め、速筋線維に過負荷を与えることが重要であり、長期的にはトレーニングの効果も出にくくなることを説明しました。そして、「トレーニングなどで疲労困憊まで追い込んだり、どのような状況下でも大きな力を出すためには高いモチベーションが必要であり、それらが行える能力を根性と定義すると、強くなるためには根性は必要であるということになる。」と展開しました。
最後に、モチベーションが下がっていたり、痛みや疲れを感じていたりする状態でのトレーニングは避けるべきであり、チーム全体で盛り上げる雰囲気をつくることが重要であると結論づけました。

 現在、ハンドボール部男子は、117日(火)より開催される、全日本ハンドボール選手権大会(インカレ)での連覇を目指しております。監督の下川真良講師(体育学部)によると、「昨年、インカレで優勝できたのも下河内研究室大学院生であるフレデリック・ヘンダーソン氏がストレングスコーチとして指導してくれたことは大きな要因の一つである」と語りながらも、「全員が理論・理屈を理解して行うことが大事なこと」と述べ、チーム全体で徹底することを意識づけていました。

 本学の強みである「スポーツ科学の知見」と現場が融合することで、科学的な根拠に基づくトレーニングが実践されます。
インカレ連覇に向け、応援よろしくお願いします。 

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