スポーツ局ニュース

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ニュース「悲願達成!! ハンドボール部・男女アベック優勝!「高松宮記念杯男子第61回・女子第54回 平成30年度全日本学生ハンドボール選手権大会」」をアップいたしました。

女子の試合開始直前、出場メンバーもベンチも全員がひとつになり気持ちを高め合う

11月10日(土)~14日(水)の5日間にわたり、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館、大阪市港区田中)で行われた「高松宮記念杯男子第61回・女子第54回 平成30年度全日本学生ハンドボール選手権大会(以下、インカレ)」。大学ハンドボール界の頂点をめざし、男女それぞれ32校が顔を合わせました。

この大会で本学は、悲願の男女アベック優勝を達成。先に行われた女子の試合で、いよいよ優勝が近づくと、応援席の部員たちに「6」「CHAMPION」と書かれた大体大カラーのTシャツが配られ、最高の瞬間を祝いました。歓喜と興奮冷めやらぬ中、コート上では「V6」の横断幕を掲げ全員で記念撮影を行いました。

同様、男子の優勝にも「CHAMPION」の文字が躍る横断幕が用意され、地元開催のため大勢訪れた応援団と共に喜びを分かち合いました。

<ハンドボール部(女子)>

ベンチの応援団は揃いの6連覇Tシャツに着替え、歓喜の瞬間を祝福

この大会5連覇中のハンドボール部女子は、初戦の相手・国士舘大学を30対12という大差で勝ち上がる良好な滑り出しを見せると、2戦目の中京大学に26対17、3戦目の桐蔭横浜大学に30対21という危なげない戦いで準決勝へと駒を進めます。

■女子準決勝・東海大学戦

対戦相手となった東海大学には、立ち上がりを攻められ先制点を許すものの、終わってみれば35対19で決勝戦への切符を手にしました。この大会を観戦していた都内の大学生で、自身もハンドボーラーという女性は「関東では強い東海大学を相手に、こういうゲーム展開は予想していませんでした。大体大のレベルの高さを目の当たりにして衝撃を受けています」とコメント。準決勝でまた一つギアをあげた本学のプレーを賞賛していました。

■女子決勝・東京女子体育大学戦

地元開催により多くの応援が駆けつけた会場は大きな大歓声に包まれた

決勝戦の相手は東京女子体育大学(以下、東女体)。前半、試合開始早々に東女体・金城ありさ選手の連続ゴールを決められた後、さらに1点を追加される苦しい立ち上がりとなった本学。反撃の口火を切ったのは試合開始7分、大体大DASH選抜アスリートであり、日本U-22代表選手に選ばれた中山佳穂(2年)でした。

それをきっかけに「大体大らしさ」を吹き返し、今大会でめざましい活躍を見せている相澤菜月(2年)が連続ゴールを決めて同点に追いつきます。その後、何度か勝ち越しては同点に追いつかれるも、勝敗を分けたのは15分過ぎ。服部沙紀(4年)が本日2本目のゴールで勝ち越したのを皮切りに、攻撃の手を緩めず突き放しにかかります。前半を13対10で折り返すと、後半は常にリードする形で24対22で東女体を制し優勝しました。

■キャプテン・犀藤菜穂選手

キャプテンとして6連覇を牽引し思わず涙が溢れる犀藤菜穂選手(写真右から3番目)

6連覇の期待がかかった今大会。キャプテンとしてチームをどう牽引してきたのか、キャプテンの犀藤菜穂(4年)の談話。

「この1年間、とにかく日本一という目標にこだわり、何度もミーティングを重ねて取り組んできました。今回は特に、ディフェンス力と後半の持久力に対する課題克服のため、下河内先生のアドバイスにより、重りで負荷をかけた状態でのトレーニングに重点を置きました。本学は体育専門の大学なので、下河内先生のような研究者からの知見が取り入れられるのは優位だと思います」

■中山佳穂選手

スピードと角度の高いキレのあるシュートで相手ゴールを攻める中山佳穂選手

昨年の優勝も経験し、今大会で優秀選手賞を獲得している中山佳穂(2年)の談話。

「この大会、常に負ける気はしませんでした」と、まずは自信たっぷりな勝者のコメント。しかしこれまでの準備に対してはこう語った。

「去年は(1年生だったため先輩たちの力を借りながら)勢いでいけましたが、今年は試合経験の少ないチーム編成に『自分でやらないといけない』という責任感を強く感じていました。その思いとは裏腹に、自分が納得できるプレーに遠退いていたことでかなり悩み、焦りもありました。また、春リーグの決勝前に肩を痛めるアクシデントもあり、心身の状態が万全だったかといえばそうとは言い切れませんでした。しかし、2回戦、3回戦と勝ち進む毎に試合中にディフェンス力の修正ができていき、『よし、今年もいけるぞ』という手応えにつながりました」

<ハンドボール部(男子)>

女子同様、男子もチームが一丸となり「優勝」に向かい心をひとつにする

勝てば17年ぶりとなる悲願の優勝をめざし挑んだハンドボール部男子は、初戦となる青山学院大学戦を35対28、2回戦の日本体育大学戦を32対29で下すと、チーム内の雰囲気も変わっていきます。さらに昨年のインカレ準優勝の筑波大学が3回戦で姿を消すと「ベスト4には残りたい」という思いから「優勝をめざそう」とチームは勢いづきます。

■男子準決勝・早稲田大学戦

早稲田大学との戦いでは、先制点をあげるものの、その後すぐに同点に追いつかれると一気に引き離され、10対14の4点差を許します。しかし必死に食らいつき、着実に得点を重ね16対16の同点で試合は後半へ。7mスローなどもうまく活かし逆転に成功すると、徐々に得点差が開いていきます。結果32対28で決勝の舞台へ進出を決めました。

■男子決勝・福岡大学戦

延長に次ぐ延長で1点を先取すると大歓声が湧くベンチ

決勝で激突するのは福岡大学。いきなりの先制2連取を喫する立ち上がりから、常に2点のリードを許す苦しい展開となります。しかし何とか食らいつき逆転に成功するものの、前半27分に福岡大学が再び逆転。嫌な流れのまま後半へと折り返します。その後試合は、両校共に同点逆転を繰り返すシーソーゲームへともつれ込むと、後半残り4秒で本学が26対25と逆転。このまま優勝かと思われましたが、そのわずか4秒後の30分ちょうどに福岡大学に得点され、試合は延長戦を迎えることになります。

しかしここでも決着がつかず、試合は第2延長戦へ。開始直後に福岡大学が先制するものの、阿部成将(4年)の突き刺すゴールでゲームを再び振り出しに戻します。第2延長を34対33という1点リードで後半を迎えると、最後の力を振り絞るように怒濤のゴールラッシュ。結果、阿部の10得点目により38対35で混戦を制しました。

■監督・下川真良先生

白熱した試合の連続に、監督はベンチから大きな声で檄を飛ばす(写真中央)

本学の卒業生であり、実業団では新人王・最優秀選手賞の獲得をはじめ、日本代表としてオリンピック予選にも出場。2016年より本学ハンドボール部男子の指揮をとる下川監督の談話。

「選手たちには常に『(大体大)らしさ』を意識したプレーをするように伝え、ここまでやってきました。それはこの大会でも十分発揮できたと思います。今大会自体が延長を制して勝ち上がってきたチームが多かったので、うちも粘り強さで負けないよう鼓舞してきました。試合の要所要所で思い通りの展開となったことが勝因だと思っています」

■キャプテン・田邊和希選手

キャプテン・田邊和希選手も大活躍で得点を量産

決してベストな状態ではなかったチームを統率してきた、キャプテン・田邊和希(4年)の談話。

「この大会に入る直前まで、実はチームの状態は良かったとは言えなかったのです。それぞれが思うことあり、正直ぶつかることもありました。しかし結果は妙薬となり、一試合一試合と勝利する毎にムードも高まり、一気に結束力が増したように思います。当初は

ベスト4が目標だと思い込んでいましたが、地元開催の大会で多くの応援の声も力となり、優勝という素晴らしい形で戦いを終えることができました」

■阿部成将選手

決勝戦では10得点をあげるなど勝利に貢献した、阿部成将(4年)の談話。

「正直優勝できるとは思っていなかったのですが、(自身の学生生活の)最後に夢を叶えることができました。決勝戦では第2延長までもつれ込む展開となり、体力的にも非常にしんどかったですし、最後の方は足がつった状態で臨みましたが、チームの『絶対勝つぞ』という勢いはあったので気力でいきました。この勝利は自分にとって自信につながりました。この成長を糧にオリンピック出場をめざしたいです」

悲願の男女アベック優勝を果たし、勝利の横断幕で記念写真

なお、この大会での表彰は以下の通り。

【男子】

優秀選手賞

原田大夢(大体大 5 CP)
阿部成将(大体大 10 CP)
堀田陽大(大体大 12 GK)
中村 匠(福岡大 1 GK)
広川功介(福岡大 6 CP)
伊舎堂博武(早稲田 3 CP)
内山大地(中部大 3 CP)

特別賞

瀧 三千宏(大体大 18 CP)
久保慶悟(福岡大 20 CP)
山崎純平(早稲田 2 CP)

優秀監督賞
下川真良 (大体大)

【女子】

優秀選手賞

相澤菜月(大体大 5 CP)
服部沙紀(大体大 8 CP)
中山佳穂(大体大 13 CP)
犀藤菜穂(大体大 12 GK)
斗米菜月(東女体 4 CP)
金城ありさ(東女体 18 CP)
海老原加英(筑波大 2 CP)

特別賞

眞方 彩帆(東海大 4 CP)
山根 楓(東女体 6 CP)

優秀監督賞

楠本繁生(大体大)